憧れの最難関、灘中学の算数の入試問題を、「すごく難しいとは聞くけど、実際どんな感じなん?」と試しに解いてみました。
コベツバさんのHPより2024年灘中入試問題算数1日目をダウンロード、印刷して取り組みました。試験時間60分で12の大問があります。
まず長男に解いてもらったら2時間かかりました。「60分でコレ解くん?!」と驚いてました。それから私も解いてみました。1問目から一発正解できず。果てしなく時間が過ぎて、大問3でリタイアしました。しかも大問2は方程式を使い、大問3は問題の意味すら全くわからず、問題文読んだあとに「ちょっと何言ってるのかよくわかんない」とサンドイッチマン富澤が私に乗り移ったかの如く口からこぼれてしまいましたね。問題を一通り解いた長男に頼んで、考え方のヒントをいっぱい示してもらった上でやっと解答できました。
ちなみにコベツバさんによると大問1〜3はミスなく合わせたいAレベルとの事です。3問中1問(大問2のみ)しか正解できませんでした。はい、撃沈チーン⤵︎
問題文を理解するのに読解力と論理力と想像力と思考力が必要だけど、解答欄は至ってシンプル。たくさん思考させた上で、簡潔に答えを出せる、こういう生徒が灘中学さんは欲しいんですね、たぶん。
灘中の入試問題を解いてみて実感できたこと。頑張れば合格できるなんてレベルを遥かに超えてます。地頭の良い早熟なキッズが灘向けの演習をみっちりこなしまくっても合格できるか定かではない世界なんだろうと想像します。
そりゃ遅くても小4から勉強中心になるのは致し方ないのかな。そして、こんな問題に取り組めるキッズはほんの一握りで、末っ子も含めて大多数の中受キッズは灘を目指す土俵に立つこともないのかな。
末っ子が偏差値が低かった、思うように点が取れなかったというのは、私が今回灘中の算数を解こうとした時の感覚と似ていて、自分の能力をはるかに超えたことを要求されて手も足も出ない状態なのかなと思いました。これを踏まえて、今後、私が末っ子の悪い成績を嘆くのは、成績向上の解決にならないし、成績上がらないことにキレるのは中学受験に嫌な記憶を残すことはなるので、それは全力で避けるべきだと心しておかないと。お風呂のお湯をぬるま湯から徐々に熱めにして体を熱いお湯に慣らしていくように末っ子のレベルに合わせてレベルアップできるよう、環境を整えていきたいです。
中学受験を視野に入れて今から準備してても、子どもの学力がいつどれだけ伸びるかはやってみないと分からないし、末っ子が受験するときに、私がいいなあと思っている中学に手が届かないかもしれない。その時は他にいいなと思う私立中学が幸運にも見つかるかもしれないし、高校受験に切り替えることも視野に入れときます。
今日の勉強は計算ドリルと漢字ドリル中心にこなしました。夕方、スイミングで疲れてもらって、早く寝かせます。明日の公開テスト、頑張ってね。
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